こんにちは、いちすけです。
今回もAxiomVergeのメモについて考察を進めましょう。
引き続き過去の話を参照してみましょう。
メモ「無名の台詞」について
これは薄茶色のメモ（粘土板）であり、スドラ語によって書かれたものです。
メモを読むためには「パスコードツール」と「パスコード」（メモ「スドラ語翻訳」に記載）が必要になります。
このメモは「E-KUR-MAH」エリアで入手することができます。
メモ「無名の台詞」の転記
忘れてはならないスドラの遺産あの遠い昔の闘争の日々。
メモ「無名の台詞」 – AxiomVerge
荒れ狂うデーモンたちと怒りまくる人々のあいだを火と闇が容赦ない嵐のように行き交った時代。
海が千々に引き裂かれ、最後の畑が塵と成り果て、最後の家の最後の煉瓦が打ち砕かれ、最後の戦士と最後のデーモンが死体となり、ようやく人々は己の罪に気がついた。
こうして黙示録は封印された。パターンマスターたちは去勢され、古い機械らは休眠状態に戻った
スードラの遺産は贖罪。海と星々による贖い。苦しみこそが私たちに救済をもたらす。
メモ「無名の台詞」の考察
メモ「女祭司長より」でも書いた通り、内容としてはスドラの高度文明が滅びた原因の一つを示しているものだと思われます。
句読点の位置がめちゃくちゃだと感じましたが、それはそれで昔の情報板としてはそれらしくも見えます。（粘土板ですからね。）
このゲーム、翻訳が優秀な時もありますが、今回のメモの前半はちょっと微妙でしょうか。後半は特に問題ないと思うのですが。
ちなみに原題は「Anonymous Quote」なので直訳すると「匿名の引用」となります。無名の台詞とはちょっと意味合いが異なる気もしますね。
海
日本語訳では「海」とだけ書いてありますが、原文ですと「sky ocean」となり空の大海…というような雰囲気になるので結構印象が変わってきます。ですから舞台は海というよりはどちらかというと空…なのかなと思います。
黙示録
これも原文でカットされた単語があります。それは「arms」です。この単語は「アーム」としてAxiomVerge2に出てくるものと同一であると考えられます。ナノマシン兵器です。
同様に２のノートにて、黙示録についても記載があるのです。つまりAxiomVerge2のノートで語られている争いこそが、このメモで語られている争いだった…という可能性があります。また、そうなると古い機械とはラマッスたちのような存在のことなのでしょうか。この辺りはまだ考察の余地がありそうです。
去勢
なんかいきなり去勢されてるパターンマスターですが、そもそも「パターンマスター」とはなんだろう？という疑問が持ち上がります。
同様にパターンという言葉が使われている単語には「パターンマインド」がありますが、このパターンマインドを極めた人たち…のことなのでしょうか。
となると去勢は、パターンマインドを使える人間の子孫を生まないようにするため…という可能性はあります。未来に争いの原因を残したくない…でも本人たちを始末するのはちょっと…ということなのかもしれません。
海と星々
混乱させてくるんですが、ここの海はそのまま「sea」なんですよね…。うーん、空ではない…でも、星々という単語からすると、天空を指している可能性は高いと思うのですが…。
それでは、今回はこの辺りで。
また来てくださいね。
コメント