RPGツクールは子供に夢と現実を教えてくれた

こんにちは、いちすけです。
最近腕時計がなんとなく欲しくなって、機械式の腕時計をよく眺めています。機械がどうやって動いているかとか、仕組みというか原理が好きなタイプで、逆に今までよくここに目をつけなかったなーと思いつつ色々探しています。スケルトンタイプで歯車の動きが見えるものもあって、折角なので1本欲しいなと考えているのでした。

さて、今回は「RPGツクール」についてお話したいと思います。

RPGツクールってどんなゲーム?

こんなにまんまなタイトルに説明が必要なのかという気もします。
そうですね、RPGを作れるゲームです。ゲームというよりはコンストラクションツールと言った方が良いでしょうか。

こちら、古くはPC版からありますが、今回はSFCのものに着目してお話ししましょう。

RPGツクール SUPER DANTE

これがSFCの1作目。1995年に発売しました。
今触ってみると機能もそこまで充実しているわけでもないのですが、アイデア次第で色々作ることはできたようです。まぁ、ゲーム作成ってアイデア2割と根気8割…みたいなところはありますよね…。

ただ、とにかく容量との闘いで、規模の大きいものを作るのは難しかったようです。
あとは、アレですね。文字入力がコントローラーでちまちま入れないといけないものだったので、そこも面倒だったように思います。

素材面から触れるなら、音楽はかなり良かった記憶があります。効果音も色々揃ってましたね。魔法のエフェクトもアニメーションはすてきだったのですが、使用時の効果音が殆ど同じなのだけはちょっと残念ポイントでしょうか。とはいえ、絵と音楽という一番用意するのがしんどいところを、あっさりクリアしてくれるってのは子供にとっては大きいと思いますね…。

あ、それから飛ぶ乗り物の絵柄が3種類ほどから選べるのですが、ドラゴンがあったのはすっごい良かったと思います。子供心を分かってるなーと思いました。

RPGツクール2

そして、満を持して発売したこちらも同じくSFCの2。これはかなりの良作だったように思います。グラフィックもパワーアップしていましたし、こちらは魔法使用時の効果音もちゃんとかっこいいものがついてます!

ちょいちょいバグという名の仕様もありましたが、大きな問題になるものはなかったように思いますし、容量もぐーんと増えていたので、それなりに大作を作ることもできたようです。
あとは、メモリーパックみたいなものを使ってセーブができたのも良かったですね。

あなたはどうだった?

はいもちろん、それなりのものを完成させたことはございません。いやー、作りやすいから完成させられるかっていうとまた違いますよね。だって、それだったら今SteamでRPGツクールMVとか安い時3桁円で売ってますものね。そっち使った方が絶対簡単に作れます。文章もこうやってキーボードで打てるわけですし、素材だって山もりです。

でも、作らない…作れない…。いや、本当にそれなりの規模のゲームを完成させたことがある人って尊敬に値します…。面白いかどうかではなく、完成させた貴方を尊敬します…。ネットで見てるといっぱい居るような気がしますが…どうなんでしょうね。私はある程度の規模だと、途中で絶対投げ出してしまうのですよね…。本当にもうちょっと根気が欲しい…。

当時は島一つで完結するようなちゃっちいものしか作れませんでしたが、単にパソコンを与えられても、あの規模ですらおそらく作ることはできなかったと思いますので、そういう意味ではやはり画期的なソフトだったと思います。

自分の周りでも、1も2もなんならPS版の3も割と多くの友人が触っていた記憶がありますが、完成させたという話はとんと聞きませんでしたね…。まぁ、自分も小さいゲームを作って思いましたが、最終的にはとにかくバランス取りが面倒なのです。ゲーム作ってる人たちってすごいなあと思います。本当に。

私の尊敬する方に、あのウディタや片道勇者を作成された「SmokingWOLF」さんがいらっしゃいますが、憧れですね…。あの方の書かれた本「ゲーム開発者の地図」は、ゲームを作ったことのある人には本当にためになる話が盛りだくさんですので是非ご一読下さい。(勝手に宣伝)

それでは、今回はこの辺りで。
また来てくださいね。

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