Armikrog.の背景ストーリー その7

こんにちは、いちすけです。
最近久しぶりにもう一度Armikrog.をやり直しています。ちょっと記憶と違う部分があったので、あとで紹介した記事は書き換えないといけないなと思いました…。まさかこんなに字幕が出ないとは…。

さて、今回はArmikrog.の背景ストーリーの和訳を進めたいと思います。
前回分はこちらからどうぞ。初回はこちらからです。そのうち、目次も作ろうと思います。

Armikrog.本編はこちら。ちょっと英語が聞き取れないと厳しい部分がありますが…。

ちょっと今回の部分はストーリーとしては薄めなので、読み飛ばしても問題ないかもしれません。世界観の理解という意味では大事ではあるのですが。
ちょっと独特の単語も多く、翻訳がおかしいところもあるかもしれません。ご了承ください。

それでは、いきましょう。

道具、武器、食べ物、植物、薬、魔法、ペット(1)

気付くと、そこは軍事基地だった。荒涼とした開けたなデザインで、隠れるような場所は殆どなかった。太陽が昇り始めた頃、四方全てに1.5㎞ほど先に森が広がっていることが分かったため、私は少しでも眠れるように静かな建物を見つけて身を隠すしかなかった。

そこには50を超える建物があった。活気に満ちたものもあったが、使われていないものもあるようだ。使われていないもののうち一番近くにあった建物のドアを開け中に入る。うす暗い。室内には棚が何列も並んでいて、唯一不透明な窓からオレンジが霞んだような色の陽光が差し込んでいた。そして、窓からは誰も中を見ることはできないようだった。

ふと、食べ物のにおいに気付いた。空白板の鉱山で食べていたようなお粥ではなく、上級の軍人だけが食べられる特別なもののようだ。

棚でチップバティの材料を見つけた。スライスされたパン、フライヤーから集めた切れ端、揚げた根があり、あとは組み合わせるだけになっている。乾燥させたチーズを裏ごしして平べったくした生地が、カモナディアック・カレーに漬け込んであるコンポットの大きなボウルの上に置かれている。マノカドで作られたワカモレのボウルと、ウェクサロドゥージョの一般的な箱、そしてドライペットフードのベンジャミン・バンゴがあった。

ブリキの缶に緑色のひげが生えていたので、私はこの缶をポケットに入れた。スパイクルスのヒゲカビは、乾燥させきちんと蒸らせば素晴らしいお茶になる。フロッツォマティックの光り薬が、棚でぼんやり光っている。私は暗闇で光りたくはなかったので、それは棚に置いたままにした。またガヴノには手を付けないことにした。寒いときには、ガヴノに触らない方が賢明だ。

薬品棚にはグロボー薬が入っている。短時間でも不可視の存在になれるのは魅力的ではあったが、グロボー製薬の製品を使うのは私の主義に反する。ミノセンツ・マジェスティのボトルを見つけたが、空だった。まったく運がいい。緊張をほぐすため、額にナミーナムのタオルを当てた。棚に頭をもたれかけた拍子に、私はパリンカのポーション瓶を倒してしまった。私の好みではないので、そのままにした。あとは、足の痛みを和らげるケイラ薬を飲んだ。

さらに奥に進むと、籠の中の動物たちの声が聞こえてきた。動物には体からワイヤーが突き出ていた。当時は理由が分からなかったが、今思えば、おそらく多様な動物のエネルギーを集めるためのものだったに違いない。デンラス、フォウレカッツェ(オレンジ色の猫、戦闘時の気晴らしに使う)、ゲレツサウルスのつがい、ジヴトーンがいた。ノヴィムス(ノヴィとも呼ばれる)は可愛らしく見えたが、慣れていなかったので撫でさせてはもらえなかった。とある籠には小さな三本耳のウサギが居て、ジョニーホースと掲示されていた。さびた籠には空腹のグランプリンと、とらえどころのない白い毛のベッドデビルが入れられていた。かわいらしい犬サイズのソフソフは籠の中をぐるぐると走りまわっていたし、平たい顔で触手のたてがみを持つセファラクラーケンはぼんやりした目でまばたきをしていた。ジュディス・バトラーと呼ばれるゼンマイ動力の召使が動物たちに餌を与えているようだ。

「アルティメニウス」と書かれたラベルの籠の扉には燃えたあとが残っていた。その隣にはムーンキャットが籠に入れられていて「私はオスカリーナ!」と叫び続けていた。シュトットニク、ワガシュナガ、ラミーという動物の籠は放置状態だった。彼らは栄養失調に見えたので、彼らの籠に一握りのエサを投げてやった。

太陽が昇るにつれ、部屋がどんどん明るくなっていくのが分かった。誰かがこの建物に入ってきたら、隠れるのは難しいだろう。どこかに隠れられる場所を見つけ、日が落ちるまで寝ている必要がありそうだ。私はブラックホールの絵を下ろし、壮大なモノトーンマンドリンの上に置いた。絵を持ち上げるとマンドリンは消えていた。棚には私が寝るのに十分なスペースがある。棚に入り、ツールベルトを垂れ下げて隠した。そこにはチーズフォーク、クールスポット、アステリオンの目のエステル、古いホビーホックス、2つのマクガフィン、アブラガエルの皮の服、パニックボタンがあった。

瞼がゆっくりと閉じていき。デジタルのレンジムセットの夢を見た。夢の中で、スパトラスが浮かんでいるのが見えた。宇宙は、深い眠りの時ほど、広大で冒険に満ちているように見えるものだ。それは、まるで私がR.G.バボムの変質する光を見ているようだった。私は土の山を見つけて、テクトニック・ユニヴァーサル・エクストラクター(T.U.E)で掘り始めた。喋っても誰にも聞こえない。まるで喋り箱に向かって話しているような、あるいは先延ばし光線に当たったかのような感覚だった。私の手はエウレカの7番目の輪のように冷たくなっていたので、暖めるためにティンダークロッグを使った。ズググズが私を30秒ほど前の時間にタイムリープさせたが、私は土を掘っているところだった。何かが私の頭の上に落ちてきて、大きな音を立てた。私は夢の中の手を伸ばし、再び私を打とうとしていた棒を止めた。棒の木の皮の部分に彫られた文は「ダーパルの変な形の棒で823と7分の3回打つ」と読めた。これは私を一度しか打たなかったし、そんな変な形には見えなかったので、不思議だと思っていた。あまり良くない夢になりそうだ。私はエラールドを使って自分の顔を叩き、目を覚ました。

至福の眠りから目覚めると、すでに日は暮れ、部屋は涼しげな色合いになっていた。私は棚から這いだした。私はポケットに手を伸ばし、アボミネートの指をくるんだ靴下に触れた。私は建物からより多くの武器を手に入れたほうがいいかもしれない。カーシュトングス、マラダー(しかし私の斧捌きは酷いものだ。)、ノーヴァスシールド、オブスリギラトン、サンドイッチバズーカ(サンドイッチを始末する必要があるなら拾わなかったことを後悔する)、反射パルスシールド、ヤーボラーグがあった。が、これらの武器はどれも、アボミネートの指が一瞬でできることが出来ない。

私は闇に紛れつつ倉庫を出て、建物から建物へと森へ向かって走った。兵士たちがホバークラフトでやって来ては去っていく。悔しさと混乱が渦巻いていた。探しものが見つからないのだ。彼らの探し物は私のヘルメットの中にあるのだから。


かなり混乱させてしまったかもしれませんが、殆どそのまま訳してます。大変でした…。
それでは、今回はこの辺りで。
また来てくださいね。

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