AxiomVerge考察 メモ「未完結の手紙」

メモ「未完結の手紙」について

これは緑色のメモです。ルサルキによってヴィキヒャ言語で書かれています。
先にお話ししておくと、このメモはタイトルから中身まで原文と和訳版が全く異なります。
ので、そのあたりも踏まえてお話できればと思っています。
このメモはAbsuにあります。

メモ「未完結の手紙」の転記

きみの身体から生命を振り絞ることを何十年も夢見てきた。
ぼくの望みはきみがもどってくることだけ。

メモ「未完結の手紙」 – AxiomVerge

メモ「未完結の手紙」の考察

さて、まずは原文を翻訳したものを見ていただきましょう。

メモ「次の手段」

私たちの第一の目的を果たせなかったことは自覚しています。
しかし、どうか最後まで話を聞いてください。

私はカトラハスカの身体を破壊しただけではありません…私はゲートブレイカーを使いました。
私たちは新しいナノゲートを手に入れ、好きなように使うことが出来ます。

スドラの再生チャンバーについて最近分かったことを考えれば、これを利用することができそうです。
むしろ、当初の計画よりも良いものになるかもしれません。

彼をコントロールするのです。

いかがでしょうか、びっくりするほど違いますね。まず考えるべきは、何故中身がこんなにも変わったのかですが、さすがに開発者に聞いてみないとなんとも言えないところな気がします。
日本語訳の方はヴェルスカが書いたように見えますね。原文の方はおそらくオフィーリアが書いたものと思われます。

とりあえず原文の方で中身を見ていきましょう。

第一の目的

これはどんなものかは分かりませんが失敗したようです。youtubeにて作者のインタビューによると、オフィーリアがブリーチに入り、より若いトレースを探そうとしたことのようです。(ゲーム中の会話でもそんなことをエルセノヴァとオフィーリアが言っていましたね)
この失敗は、カトラハスカの造反も絡んでいる可能性があります。(メモ「アテトス」も関係しているかもしれません。)

新しいナノゲート

これはおそらくトレースの再生に使われたのではないかと考えられます。ナノゲートという単語は、物語の途中でトレースとオフィーリアの会話で見かけます。

トレース:ぼくはまだ…生きているのか。
オフィーリア:バイオフラックスを取り除きました。あとはナノゲートがなんとかしてくれるはずです。

トレースとオフィーリアの会話 – AxiomVerge

トレース:今、いったいなにが起きたんだ…まさかエルセノヴァがぼくを…?
オフィーリア:はい。彼女はアナタのナノゲートをいつでもシャットダウンできます。

トレースとオフィーリアの会話 – AxiomVerge

エルセノヴァとどこにいても会話ができることや、同様にナノゲートをシャットダウンできることから、「彼をコントロールする」に繋がるのではないかと考えています。ちなみにナノゲートとは、トレースが死んだりリモートドローンから復帰する際に出る赤い球の群れのことのようです。

再生チャンバーについて最近分かったこと

これはメモ「手紙」に書いてあった、アテトスが昔スドラに来ていたこと、だと思われます。

それでは、今回はこの辺りで。

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