AxiomVerge考察 メモ「手紙」

「手紙」について

このメモは黒紫のメモのうちの一つで、デフォルトの状態で読める言語(英語)で書かれています。カテゴリ区分からすると、書いたのはアテトスまたはアテトスクローンのうちの誰かのはずなのですが、ちょっと違和感がある内容になっています。
このメモはMar-Uruに存在します。

メモの転記

ドルシュカの疑惑は正しかった。
再生装置の記録は、アテトスという名の男が、何百年、もしくは何千年か昔にここを訪れたことを示している。

メモ「手紙」 – AxiomVerge

クリア後に考えをまとめるための種

「ドルシュカ」というキャラはAxiomVergeでは名前だけ登場していました。また、日本語版ではカットされていますがメモ「異邦人」にもこの名前を確認することができます。

再生装置とはもちろん再生チャンバー(卵)のことでしょう。そして、記録はトレースオリジナルが怪我を治したときに保存されたマインドマシンと思われます。そして作中でもオフィーリアが言っていたように、トレースオリジナルがスドラに来たのは何百年も前の話のようです。(この時間軸の広さはちょっと気にかかるところです。再生チャンバーにデータ劣化の可能性があるとは言え、再生自体はできているのですから、マインドマシンのデータの保存時間がぶれっぶれなのは個人的には微妙に考えにくいような気もしますが…。)

また、ここまで書いて思ったのですが、AxiomVerge2におけるドルシュカの立ち位置、ドルシュカから疑惑を共有してもらえる関係、そして英語をある程度自由に使える人物となると、このメモはオフィーリアが書いたものである可能性が高いと考えられます。これは確かに紫色のメモですが、アテトス自身が(それがクローンだとしても)自分のことを「アテトスという名の男」とは書かないのではないでしょうか。

さらに、タイトルの「手紙」。仮にオフィーリアが書いたものだとすると、誰に宛てた「手紙」なのでしょうか。(ちなみに原題も「LETTER」ですので通常訳と考えるとそのまま「手紙」で合っていると思います。)

ドルシュカの疑惑が「アテトスはスドラを訪れたことがあるのでは?」というものだったとすると、このメモが書かれたのはストーリーの時間軸上においてかなり最近になりそうです。何がその疑惑を呼んだのかは不明ですが…。

今回はこの辺りで。それでは。

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