AxiomVerge考察 メモ「ドローン」

メモ「ドローン」について

これは緑色のメモです。ルサルキによってヴィキヒャ言語で書かれています。
このメモはAbsuにあります。

メモ「ドローン」の転記

アテトスは我々のドローンを無効にした。
これはバッテリーで動いている。
私に私自身の血液が効かない。
オフィーリアの計画を進めたいなら、今だ。
やってみない理由はない。
どうせ死ぬかもしれないが、この方が少しは面白みがある。

メモ「ドローン」 – AxiomVerge

メモ「ドローン」の考察

このメモはルサルキ同士でのやりとりと思われます。可能性として考えられるのは、ヴェルスカからエルセノヴァ、またはその逆でしょうか。
和訳版では決意のようにも見えますが、原文では「オフィーリアの計画を進めたいなら、今だ」の部分が「You」で始まっているため、「あなたがオフィーリアの計画を進めたいなら今が好機ですよ」という意味の文面になっています。
なお、オフィーリアの計画とはおそらくメモ「未完結の手紙」の原文訳で匂わせている、トレースを再生チャンバーから抽出しアテトスを始末させる計画だと私は考えています。

血液が効かない

ここの部分について最初、何かルサルキにそういう何かしらに効果を及ぼすような機能があるのかと思っていたのですが、色々な訳を見ていると「私の血が騒ぐ」という意味にも取ることはできるようです。
ルサルキがそういう言い回しをするかどうかはちょっと微妙なところもありますが、オフィーリアの計画を進める前にたかぶっている…と考えるとこの訳もありかとは思います。
ただ前段の「バッテリーで動いている」の部分からの話の流れがちょっとよく分からないなところはあります。なぜ、ドローンが止められバッテリーで動いているから、計画の好機なのか。バッテリーで動いているのがドローン以外のことを指すかとも考えたのですが、文脈からするとドローンで間違いなさそうですし…。ここはもう少し考えてみたいですね。

それでは、今回はこの辺りで。