AxiomVerge考察 メモ「薄くなった文字のメモ書き」

こんにちは、いちすけです。
今回はAxiomVergeのメモの一つである「薄くなった文字のメモ書き」についてお話ししたいと思います。

ネタバレを含みますので、未プレイの方はご注意ください。

メモ「薄くなった文字のメモ書き」について

このメモは、唯一の茶色カテゴリです。デフォルト言語(英語)によって書かれていますので、初期状態でも読むことができます。

このメモはEribuエリアに存在します。
ただし取得にはアップグレード「ドローンテレポート」が必要なため、手に入るのは終盤になるでしょう。最初の再生チェンバーから左に進み、左端上部から上に回り込むようにしてエリアに入ることができます。

メモ「薄くなった文字のメモ書き」の転記

これを見つけた人へ。
スドラは奇跡に満ちている。ぼくが回復できたこと自体がその証しだ。
しかしこの技術を地球に持ち帰るのは危険すぎる。
この星で起きた大惨事はすべての人々を巻き込んだ。

ぼくたちは答えを求めて上流にさかのぼるつもりだ。
フィルターとその彼方に何が待ち受けているかはわからない。
これを読んでいるなら、ぼくたちは帰途につくことは叶わなかったということだ。
トレースより

メモ「薄くなった文字のメモ書き」より – AxiomVerge

メモ「薄くなった文字のメモ書き」の内容検証

メモの内容とストーリー中の会話を総合すると、数百年または数千年前にオリジナルのトレースが最初に惑星スドラにやってきた際に、爆発事故による怪我を再生チャンバー(再生装置)を使用して完治させた後、記載したメモであると考えられます。

ゲームスタート地点の再生チャンバーの真上のエリアに置いてあることから、オリジナルのトレースがスドラに来て傷を癒した再生チャンバーは、ゲームスタート時の再生チャンバーと同一のものである可能性が高そうです。
(その割にはえらく高いところにメモがあるのは気になるところですが…、そこはゲームなので仕方ない…ですよね?)

再生チャンバーで傷を癒した際に残っていた情報からトレースを再生したことは、ストーリー中でも語られています。

トレース:再生装置は若かりしアテトスを保存した。そして君たちはその時点の彼を再生した…。
オフィーリア:その通りです。私たちは、若きアテトスは今とは全くの別人である可能性に賭けたのです。

トレースとオフィーリアの会話より – AxiomVerge

それでは、メモに記載されている単語について考えてみましょう。

ぼくたち

メモに記載されている「ぼくたち」はおそらくトレース自身とハモンド博士のことを指していると考えられます。(別案としては、アテトスクローンたちの可能性も0ではありませんが…。)

大惨事

「この星で起きた大惨事」とは、おそらくメモ「無名の台詞」に記載されているデーモンと人々の闘争の日々のことを指しているのではないかと考えられます。

上流とフィルター

この「上流」についてはAxiomVerge2に出てきたノートがヒントになるのではと考えています。ノート「トレースからの手紙」にて、トレースは下記のように述べています。

これらの世界はツリー状の階層によりフィルター化され、
先端は狭く特定的であり、根本は幅広くなっている。

ノート「トレースからの手紙」より抜粋 – AxiomVerge2

このツリー状の階層になっている世界の、より上の方の世界(よりツリーの分岐元に近い方)を「上流」と呼んでいるのではないでしょうか。また、フィルターという単語も同様に出てきます。これは世界と世界を接続・遮断するための門のようなもの…と考えるのが適切だと考えています。

それでは、今回はこの辺りで。
また来てくださいね。

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